【服屋が教える】メルカリで服を確実に売るための4つのコツ

f:id:sh00048m:20210519161004j:plain

どうも、アパレルで10年近く働いている ねひつじです。

メルカリで服を出品してみたものの、なかなか売れない…。

そんな悩みでお困りではありませんか?

早く処分しちゃいたいけど、リサイクルショップに持っていくよりは1円でも高く売りたい!

という方へ向けて、簡単に実践できる売るための4つのコツをお伝えしようと思います。

あなたの服が売れない理由は信頼感が足りないのかも

メルカリで服を探しているお客さんは、安くて使えそうなものを探しに来ています。

なんか良いものあったらいいな〜くらいの感覚で、あまり過度な期待はしていないでしょう。

でも、いくら安くても失敗(ムダな買い物)はしたくないんですよね。

実際に自分がメルカリで服を買う立場だとしたら、そうじゃないですか?

ですので、商品説明で次の4つのポイントをおさえ、お客さんの信頼感を得ることがとても大切です。

  1. サイズをきっちり測る
  2. 色を正確に明記する
  3. 元の値段を書く
  4. 状態を書く

それでは、それぞれ解説していきます。

1.サイズをきっちり測る

基本中の基本ですが、これがしっかり記載されてないことが非常に多いです。

Mサイズ〜とか、9号〜などの記載だけではお客さんは困ってしまいます。

なぜなら、同じMサイズでもメーカーによって大きさは違いますし、お客さんの体型も違うからです。腕が長い人もいれば肩幅が広い人もいます。

「興味があれば質問してくるだろう」と思うかもしれませんが、質問するのが面倒で離脱する(購入をあきらめる)大事なお客さんもいることを忘れないでくださいね。

ネット販売で商品を売るためには、お客さんが質問したいことを先回りして答えてあげることが重要です。

さて、サイズを測るところですが、トップスは次の4箇所です。

  • 肩幅
  • 身幅
  • 着丈
  • 袖丈

また、ボトムスは次の5箇所です。

  • エス
  • 股上
  • 股下
  • わたり
  • すそ幅

画像で一つずつ確認していきましょう。

服のサイズの測り方(トップス)

肩幅

肩の縫い目から縫い目の間を測りましょう。

なかにはドロップショルダーといって、肩幅が通常より広くとられ、わざと肩を落としてだぼっと大きめに着る服があります。

その場合も肩の縫い目から縫い目の間を測り、肩幅の欄に『ドロップショルダー』の記載を入れてあげると親切です。

また、肩の縫い目がない服の場合、本来なら『ゆき丈』という測り方をするのですが(詳しくは検索してみてください)『メルカリで服を売る場合』においては、お客さんも馴染みがなく分かりにくい人が多いと思うので、似たようなサイズ感の服の肩幅を記載すればオッケーです。

その際には肩幅の欄に「肩の縫い目がないのでおよそになります」と記載しておきましょう。

身幅

脇の下の縫い目から縫い目の間を測りましょう。

袖をぴんと張ると測りやすいです。

着丈

襟の下からすそまでを測りましょう。

よく間違えられるので、注意してくださいね。襟の下からですよ。

袖丈

肩の縫い目のトップから袖の先端までの直線距離を測りましょう。

例によって、肩の縫い目がない服の場合は「およそ」のサイズを測って記載しておきましょう。

服のサイズの測り方(ボトムス)

エス

ボトムスのトップの端から端までを測りましょう。

計った数値に×2をすればウエストになります。

股上

ボトムスのトップから股の付け根までを測りましょう。

股下

股の付け根からすその先端までを測りましょう。

わたり

太もものあたりの端から端までを測りましょう。

「そこまでする必要があるのか?」と思われるかもしれませんが、太ももが張ってる人には重要な情報になります。

すそ幅

すその端から端までを測りましょう。

すそ幅が分かると、お客さんにとってパンツの形が分かりやすくなるので、こちらも重要な情報です。

2.色を正確に明記する。

出品した本人からすれば当然分かるだろうと思っていても、お客さんには分かりづらい場合があるので色は正確に書いてあげましょう。

例えば、黒や濃紺は写真の明るさによっては区別がつきにくかったりします。

また、中には私のように色弱の人(特定の色の区別がつきにくい人)もいますので、色の記載があると安心して購入することができます。

3.元の値段を書く

元の値段より値下げをして出品している場合は、元の値段を書くことによってお得感を演出することができます。

ただし、嘘は書いてはいけませんよ。

お客さんは「この商品はお得だ!」と感じると急にその商品が欲しくなります。

お得感を伝えてお客さんの購買意欲をかきたてましょう。

4.状態を書く

お客さんは実際に手にとって商品を見ることができません。

つまり、あなたの写真を信じるしかなく、購入していいのか不安なのです。

いつ頃購入して、どれぐらい着たかを記載して、お客さんの目になったイメージで商品の説明をしてあげましょう。

悪い部分があれば、それも隠さずにきちんと説明しましょう。

そうすると、お客さんも納得して購入することができますし、あなたの事を「悪い部分まで隠さず説明してくれる人」として信頼してくれるようになります。

まとめ

今回はメルカリで服を確実に売るための4つのコツをお伝えしました。

写真の撮り方や出品する時間など、売るためのテクニックはまだまだありますが、何より大切なのは今回お伝えしたお客さんの信頼を得るということ。

お客さんの立場にたって、先回りして不安な点を取り除いてあげることを心がけてくださいね。

メルカリを使ってみよう

まだメルカリを使ったことがないという人はぜひ一度試してみてください。

気軽に出品できますし、捨てようとしていた物が結構な額のお小遣いになったりするのでオススメです!

その際は上記の4つのコツをお忘れなく!

最後に、私がメルカリで発送する際に実際に使っている便利なグッズを紹介しておきます。

こちらは服や小物を送る際に使用しているビニール袋。 いちいち売れる度に袋を用意するのは面倒なので購入しました。 A4サイズに納まるものはMサイズ、それ以上のサイズはLサイズを使っています。

また、梱包したら思ったよりパンパンで、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便の規定のサイズ内に納まってるか心配な時に便利なのがこちら

発送用の厚さを測定してくれる定規です。 この枠を通り抜けることができれば発送サイズはクリアしてるということが分かります。

非常に便利ですし、高いものじゃないので一つあってもいいと思います。

それでは、また!